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※お申し込みは、原則初回開講日の4営業日前までです。それ以降は、お電話にてお問い合わせ下さい。
※異なる店舗は同時申込ができません。

講座名
歌舞伎を観る楽しみ 【5月】
講座番号
107755
講師
慶應義塾歌舞伎研究会三田会 歌舞伎学会 丹羽 敬忠
開講日
05/13 火 10:00~11:30 
受講料
受講料:2420円/月 体験受講料:2420円/回
定員
15 人
講座内容
歌舞伎を好きになってもらいたい。
そんな意気込みで現在上演されている歌舞伎の主な演目の見どころを、DVDの映像や台本などでわかりやすく解説します。
地元で開催される歌舞伎公演の解説もしていきます。

◆カリキュラム「菅原伝授手習鏡」

「菅原伝授手習鏡」は、平安時代、藤原時平との政争に敗れて九州大宰府へ左遷された菅
丞相こと菅原道真の事績を描く、全五段の人形のための時代物浄瑠璃です。

大阪・竹本座で1746(延享3)年に初演した後、歌舞伎に移入されました。
作者は「仮名手本忠臣蔵」、「義経千本桜」と同じ、竹田出雲、並木千柳、三好松洛のトリオによるものです。

<あらすじ>
菅丞相に仕える白太夫の子供たちは三つ子の兄弟で、丞相の仲介で、梅王丸は菅丞相の、桜丸は天皇の弟君斎世親王の舎人(牛車の運転手)で、松王丸だけが、後に丞相の政敵となる左大臣の藤原時平の舎人でした。ところがある時、桜丸夫婦が、かねて相思相愛だった菅丞相の養生苅谷姫と斎世親王との恋の取持をしたことが仇となり、「丞相に謀反の心あり」との時平の讒言によって丞相は九州へ流罪となってしまいます。
丞相舘は閉鎖没収され一家にも危機が迫ってきたことから、梅王丸はひそかに丞相の一子菅秀才を助け出し、丞相の弟子・武部源蔵に預け、彼の営む寺子屋に匿わせます。
一方桜丸は、自分の行為が主君左遷の原因だったと悔やみ、父親の白太夫の七十歳の賀の祝の当日、切腹して果ててしまいます。
そういう二人をよそに、松王丸は時平方の忠実な家臣として日を送っていたのですが、本当のところ、彼は、本来不義不忠の男ではなかったのです。
「梅は飛び 桜は枯るる世の中に なにとて松のつれなかるらん」
菅原道真の歌です。
その場面は、このドラマの大詰近く「寺子屋」の場で明らかになります。


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◎体験受講可/見学可/途中受講可
お申込・お問合せは0120-150-453まで。
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持ち物
筆記用具
講師紹介
愛知県江南市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。NHKなど各地カルチャースクールにて歌舞伎講座担当。愛知江南短期大学非常勤講師。中国大連大学で日本語専攻の大学院生に「日本文化論」を集中講義。現在非常勤講師。著書5冊「歌舞伎の男たち女たち」「歌舞伎の彩り」「幕のうちそと」「さくら雑記帳」「柝の音随想」
備考
【月謝手続きについて】本講座は月謝講座となります。初回お申込分はホームページ内でお支払い、以降は自動継続となりますので初回受講時に受付窓口でお手続きをお願いいたします。次のいずれかをご準備ください。 ①口座振替・・・通帳またはキャッシュカード・銀行印 ②クレジットカード払い・・・クレジットカード ※なお支払いの手続きが完了するまでは、店頭にてお支払いください。 【駐車場について】施設内の駐車場が満車の場合は豊橋駅西地下駐車場「もぐらパーク」をご利用いただき、駐車券を受付までお持ちください。
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