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※お申し込みは、原則初回開講日の4営業日前までです。それ以降は、お電話にてお問い合わせ下さい。
※異なる店舗は同時申込ができません。

講座名
歌舞伎を観る楽しみ 【6月】
講座番号
100633
講師
慶應義塾歌舞伎研究会三田会 歌舞伎学会 丹羽 敬忠
開講日
06/11 火 10:00~11:30 
受講料
受講料:2420円/月 体験受講料:2420円/回
定員
15 人
講座内容
歌舞伎を好きになってもらいたい。

そんな意気込みで現在上演されている歌舞伎の主な演目の見どころを、DVDの映像や台本などでわかりやすく解説します。

地元で開催される歌舞伎公演の解説もしていきます。

◆7月~「仮名手本忠臣蔵」

「忠臣蔵」とは、赤穂の藩主浅野内匠頭が殿中松の廊下で高家筆頭の吉良上野介に刃傷に及び、内匠頭は即日切腹、領地没収、御家断絶の沙汰を受け、それを不満とした赤糖の浪士たちは城代家老だった大石内蔵助を中心に四十七士が艱難辛苦の上、翌年、宿敵の吉良上野介の屋敷に乱入し、見事本機を果したという話である。

江戸時代、太平の世をむさぼっていた時、武士道を成就した事件は世間を席巻し、大いに話題となって、人形浄瑠璃はじめ歌舞伎などにも脚色され絶大な人気を博した。

中でも、討入り47年目に書かれた「仮名手本忠臣蔵』は大入りを見せた最高発作で、初演以降、数々の話を含め外伝物など数多くの「忠臣蔵物」を排出した。

「仮名手本忠臣蔵」は人形浄瑠璃のために書かれた全11の場面(「段」という)の壮大なドラマで、珍しいことだが、今でも基本的には全段を通しで上演することが多い。

人物名は浅野内匠頭を塩治判官、吉良上野介を高師直、大石内蔵助を大星由良助などに改名、また江戸で起こった事件だが場所を鎌倉に、時代も江戸時代から室町時代に設定している。
これは幕府のお膝元で起こった事件だったことからお上に配慮したものだが、民衆は「赤穂浪士の仇討事件」であることを容易に理解していた。

史実に基づいた場面も多いが、中にはフィクションと思われる個所も見受けられる。全編に流れるテーマは現在の世界にも共通の「金と色」が散りばめられており、そこに「お軽・勘平の恋愛」、「高師直の人妻への横恋慕」、「青年と少女の恋」、さらには「傲慢な上司への賄賂」、「武士道を捨てた家族愛」、「三つの非業の死」など、興味深い話題が満載である。

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◎体験受講可/見学可/途中受講可
お申込・お問合せは0120-150-453まで。
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持ち物
筆記用具
講師紹介
愛知県江南市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。NHKなど各地カルチャースクールにて歌舞伎講座担当。愛知江南短期大学非常勤講師。中国大連大学で日本語専攻の大学院生に「日本文化論」を集中講義。現在非常勤講師。著書5冊「歌舞伎の男たち女たち」「歌舞伎の彩り」「幕のうちそと」「さくら雑記帳」「柝の音随想」
備考
【月謝手続きについて】本講座は月謝講座となります。初回お申込分はホームページ内でお支払い、以降は自動継続となりますので初回受講時に受付窓口でお手続きをお願いいたします。次のいずれかをご準備ください。 ①口座振替・・・通帳またはキャッシュカード・銀行印 ②クレジットカード払い・・・クレジットカード(VISA・Master)※なお支払いの手続きが完了するまでは、店頭にてお支払いください。 【駐車場について】施設内の駐車場が満車の場合は豊橋駅西地下駐車場「もぐらパーク」をご利用いただき、駐車券を受付までお持ちください。
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